板金加工ボウルへのこだわり
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コンデンサなどのチップ部品、極薄・極小の樹脂ワッシャ、先端が細くなっている異形のスプリングなども、大善では板金加工ボウルで対応しております。 |
ボウルフィーダは、大きくは、板金加工ボウルとNC加工ボウルの二種類に分けることができます。
最近は、NC加工ボウルを製作するパーツフィーダメーカーが増えているようです。
この二種類の基本的な違いは、その名の通り、板金加工&溶接でボウルを仕上げているか、NC加工の削り出しでボウルを仕上げているか、です。
構造上、選別方法も異なってきます。
また、素材も異なります。
私たちが製作する板金加工ボウルの素材は、SUS304でほぼ100%構成されています。
NC加工ボウルは、アルミ製やジュラコン製が多いですね。
板金加工ボウル、NC加工ボウルには、それぞれメリットがあると思います。
では、なぜ、大善は板金加工ボウルにこだわっているのか?
それは、板金加工ボウルの方が、より大きなメリットを感じているからです。
大きなメリットを感じているのは、バケットを使えるので、選別区間を長くとれる、という点です。
”選別区間が長くとれる”、ということは、それだけ”選別の確実性を高めることができる”、ということになります。
つまり、”より安定したパーツフィーダ”を作り上げることができるのです。
安定したパーツフィーダを重要視する大善としては、NC加工ボウルでは満足できないのです。
また、各社、得意とする選別方法は異なりますが、大善が得意とするアタッチメント選別にはバケットが必要となりますので、お客様から”どうしてもNC加工ボウルが欲しい”というご要望がない限り、板金加工ボウルを提供させていただきます。
大善はタンタルコンデンサなどのチップ部品、極薄・極小の樹脂ワッシャ、先端が細くなっている異形のスプリングなども板金加工ボウルで対応できますので、どうぞご安心下さい。

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