確かな大善のパーツフィーダを目指して
パーツフィーダと創業者の横顔
私が学校卒業後、大手自動車機能部品製造会社に入社したのは、わが国の大手製造会社が製造部門にQC活動を導入した初期の頃でした。
同社に入社後、製造部門で15年間お世話になり、勉強させていただきました。
少量生産から大量生産まで、自動化ライン等の各種生産ラインや生産設備を見てまいりました。
当時のわが国の生産設備や組立ラインは殆ど自動化されておらず、大量生産と言っても、作業者間をコンベアで搬送する程度のコンベア作業からのスタートでした。
現在の自動組立ラインや自動生産設備は、システム・ユニット面において大きく進歩しております。
自動化装置である部品自動整列供給装置も、大きく進歩した一つといえます。
当時は、現在の部品供給装置の主役となっているパーツフィーダ等は無く、部品の供給といえば作業者が部品や材料をシュートやコンベア上に並べて送る、というのが普通に行われたものです。
従って当時、製造・自動化装置の開発等に従事する皆さんが、安定した部品自動供給装置の必要性を考えていたと思います。
私も安定した自動化ライン、自動化装置の製作には部品自動供給装置(パーツフィーダ)が重要であることがわかり、『安定した部品の自動供給装置』の開発の必要性を考えたものです。
丁度そのころ、私にパーツフィーダ製作についての話が持ち込まれ、いろいろと検討し、話し合いをした結果、パーツフィーダの重要性と早期開発の必要性を考えていた私は、この話を引き受けることしました。
これが、私のパーツフィーダ製作との出会いです。
15年間お世話になった会社を退社後、パーツフィーダの開発・設計・試作・試験を繰り返し、良好な結果が得られました。
そこで、『確かな部品供給装置(パーツフィーダ)を創り社会に貢献しよう』と決意し昭和48年に会社を設立し、パーツフィーダの製作・販売を開始したのです。
創業から今日まで、多くの方々に大変お世話になりました。また、ご指導ご鞭撻をいただき、まことに有難うございます。
これからも、『確かなパーツフィーダを創り社会に貢献する』ことを信念として、こだわりの「確かな大善のパーツフィーダ」を追求していく所存です。
どうぞこれからも、ご支援賜りますようにお願い申し上げます。