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周波数可変式コントローラの仕様
大善オリジナルの周波数可変式コントローラは、開発してから30年以上になります。その間に少しずつ内部的にアップデートをしておりますが、直感的に使いやすいアナログタイプで必要十分な機能を備えたコントローラとなっています。
周波数可変式のコントローラを使用することで、ボウルフィーダやリニアフィーダ、ホッパで最適な振動を得ることが期待できます。(※出荷時にパーツフィーダのバネ調整を行っていることが前提です。)
そして大きく以下のメリットがあります。
50Hz地域でも、周波数の調整のみで使用可能
従来の半波・全波式コントローラに比べ、共振に対する優位性
コントローラの仕様
※表はスライドしてご覧いただけます。
型式 | CV-01 | CV-05 | |
---|---|---|---|
電源 | 電源電圧 | AC100V / 200V (基板上のスイッチにて切替) | |
電源周波数 | 50Hz / 60Hz | ||
環境 | 使用温度・湿度 | 温度 0~40℃、湿度 0~90%(結露のないこと) | |
使用環境 | 腐食性ガス・粉塵のないこと | ||
外形寸法 | 160(190)L×50W×172H (突起物含まず) |
160(190)L×60W×172H (突起物含まず) |
|
重量 | 1.06kg | 1.25kg | |
塗装色 | マンセル記号 10B5/2 | ||
出力電圧 | 0~100V / 0~200V | ||
出力周波数 | 45.0~200.0Hz | ||
最大出力電流 | 0.6A | 2.4A | |
駆動方式 | PWM駆動 | ||
制御入力(停止入力) | 端子台(ディレータイム設定可) | ||
制御出力(RUN出力) | 運転中に信号を出力(電圧出力) |
(注)改良などのために予告なく変更することがあります。
周波数可変式コントローラによって得ることのできるメリットとは…
上記でもお伝えした通り、出荷時にパーツフィーダのバネ調整を行っていることを前提として、大善オリジナルの周波数可変式コントローラを使用すると、さらに下記4点のメリットがあります。
もちろん大善では、製作時・出荷時に必ず振動調整を行っていますので、ご安心ください!
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1. 周波数を調整することにより、ワークに対してより最適な振動を得ることができる
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2. 従来は必須であった、50Hz/60Hzの違いによるバネ調整が必要なくなる
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3. 従来の半波/全波式のコントローラよりも、共振に対する優位性がある
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4. バネがへたってきても、周波数を変えることにより、ある程度まで振動の調整が可能
大善の基本姿勢としまして、パーツフィーダの振動機本体からコントローラまで、全て大善オリジナル品を使用したパーツフィーダシステムでご提案させていただきます。
「今まで扱いなれている他社の振動機本体やコントローラの組み合わせが欲しい」というご要望の場合も、できる限り対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。