ボウルフィーダのみの更新工事も承っております
新規にパーツフィーダを一式で入れ替えたいが、そこまで投資ができるほどの余裕はない。
しかし、現状のパーツフィーダでは構造的な問題や老朽化のためにトラブルを抱えており、チョコ停などによる設備の停止が目立ってしまう。
そのような場合、問題の無さそうなシュートやリニアフィーダはそのままで、ボウルフィーダのみを更新するお客様も多くいらっしゃいます。
製品情報
【before】更新前
【after】更新後
ボウルフィーダのみを更新する場合は振動機本体やコントローラも含めてボウルフィーダを一式で更新することが多いですが、今回はボウルフィーダ本体とコントローラは他社製のまま流用し、ボウル部(お客様がよく「お皿」と表現しますね)だけを新規に製作しました。
ご覧の通り少し変わった形状のボウルとなっていますが、それには理由があります。
ワークのこぼれを対策して欲しい、というお客様のご要望にお応えするため、壁を高くしてるのです。
バケットコンベアでワークを供給しているのですが、高い位置からワークを落としているためにボウルの底板で跳ねてしまい、ボウルから飛び出していたようです。
その対策として、更新前は透明樹脂でボウルに壁を追加していたのですね。
お客様からは、
・ボウルの詰まり対策(アタッチやバケットからのリターンやトラックなど、各部で詰まっていたようです)
・ワークのこぼれ対策
について、強くご要望をいただきましたが、ご満足いただける内容に仕上げることが出来ました。
ボウルフィーダだけでも更新しておきたい、とお考えでしたら、ぜひご相談ください。
なお、ボウル部の固定に関しましては、振動機のメーカによって固定方法が様々です。
・上からボルトで固定する方法。
・下からボルトで固定する方法。
・側面から金具で固定する方法。
など、振動機のメーカによって固定方法が異なっているため、図面などが無い場合は対応できないこともございますので、ご留意願います。