ゴムリング用パーツフィーダ
シリコンオイルを含んだゴムリング用のパーツフィーダです。
シリコンオイルの影響で、ワーク同士が非常にくっつきやすい状態ですね。
もちろん、ボウルの素材であるSUS304の表面にも貼り付いてしまいます。
製品情報
シリコンオイルの影響
シリコンオイルの影響でワークがボウルの内面にくっついてしまうと、それだけでお手上げの状態になってしまいます。
まずは、どのようなコーティングを選定するか、というのが重要なポイントの一つですね。
単なるゴムのワークでしたら、ウレタンコーディングやSUS生地のままでも問題にならない場合もあります。
しかし、粘着性があるゴムワークの場合は、テフロン系で耐久性も兼ね備えたコーティングをわたしどもでは選定しています。
(画像では分かりにくいかも知れませんね。)
今回の案件のようにシリコンオイルを纏っているゴムワークでも、大善の振動機で整列供給することが出来ました。
清掃の重要性
コーティング処理を行っていましても、パーツフィーダの清掃は必要です。
ボウルフィーダ内やリニアフィーダ上のシリコンオイルはホコリなどを取り込み、次第に固着していきます。
固着してしまうと、パーツフィーダ内で詰まる要因となってしまいますし、ワーク自身に汚れを取り込んでしまうことになります。
コーティングの性能を過信せず、定期的に清掃を行ってください。
必要とする清掃頻度は状況によって様々ですが、オイルなどは拭き取り、パーツフィーダがキレイな状態で運用を始めることが安定稼働には大切なことです。
ゴムとバネ、この2つはパーツフィーダの製作難易度が特に高いワークです。
検討を要する際は、経験豊富なパーツフィーダメーカーにご相談されるのが良いと思います。
もし、パーツフィーダにお困りでしたら、1973年創業の大善へご相談くださいませ。
まずは、サンプルワークと図面をご用意していただき、お問い合わせのページへ!