金属部品用パーツフィーダ
大善では、重い金属部品を方向整列・分離供給させることが可能です。
左記の写真は、プレス加工品で使用する金属部品用のパーツフィーダです。
プレス加工品と聞くと薄くて軽いものを想像してしまいますが、このワークは意外に重量感がありました。
重量のある金属部品に対する工夫と摩耗対策
作業効率を上げるための工夫
写真は、ホッパ・ボウルフィーダ・傾斜シュートの組合せです。
少し重量感のあるワークなので、投入頻度を少なくするため、大きめのホッパを設置しました。
写真のホッパで約60リットルのクラスです。
ホッパがあるので、作業者はパーツフィーダ内のワーク残に気を取られること無く、他の作業に集中できます。
大きなメリットを感じていただけると思います。
摩耗問題への対策方法とは
金属製でなおかつ重量感のあるワークの場合、摩耗の問題が出てきます。
今回はコストの問題により処理を施していませんが、コストが許させるのならば、窒化処理によってワークに接触するSUS部分を硬化させることをオススメします。
窒化処理により、SUSは黒っぽい表面になりますが、硬度が高くなり耐摩耗性が向上しますので、メンテナンス期間が長くなるというメリットがあります。
さらに耐久性を向上させるには
また、大善ではウレタンコーティングの上に布地のシートを貼ることにより、ワーク走路の耐久性を向上させる提案もいたします。(写真の白い部分がシートです)
メンテナンスのためにウレタンコーティングを再コーティングするだけでも日数を要しますので、できるだけ耐久性を上げたいとお考えでしたら、ぜひご検討ください。
金属部品用パーツフィーダの製作例
大善では、お客様の様々なご注文の仕様に合わせて製作した実績があります。
下記の2種類はその一例です。