電子部品用パーツフィーダ
パソコン、ゲーム機、携帯電話などの電子機器が普及したことで、電子部品用パーツフィーダの需要は増えています。
大善の電子部品用パーツフィーダは、アタッチメントのみで選別できない場合、センサや画像処理を使い選別を行います。
静電気を帯びやすい、小型の樹脂コネクタ用にも好評です。
日々小型化するコネクタ部品
最近は、携帯電話やパソコンなどの普及が進み、これらの小型化に伴いFPCコネクタやBtoBコネクタもどんどんコンパクトになっています。また、形状も多様化しているので、選別方法も多岐にわたります。
中には、アタッチメントだけで選別不可能なコネクタもあります。その場合は、センサやカメラによる画像処理を使い、選別を行います。
特にセンサ選別を行う場合は、センサによる誤検知で不良姿勢が通過しないよう、細心の注意を払いパーツフィーダを製作しています。
また、センサが誤検知しても不良姿勢を排出しないよう防止策も施します。
いくらセンサの性能が年々向上しても、パーツフィーダの選別に使う場合、様々な要因により誤検知が発生してしまうからです。
そのようなトラブルを回避するためにも、安全策は必要と考えています。
大善のパーツフィーダは静電気に効く!?
選別以外でみなさんが小型の樹脂コネクタで一番悩まされているトラブルは、静電気だと思います。
小型化・薄型化が進んでいるため、パーツフィーダ内で静電気を帯びてしまい、選別不良や詰りの原因となることが多々あります。
このようなワークには、除電装置(いわゆるイオナイザ)が必要になります。
納品後お客様からいただいたお言葉
「大善さんのパーツフィーダは、他社製に比べると静電気の発生が少ないね」
と、喜ばれております。
われわれが他社製との比較を行っているのではなく、大善の技術力にますます自信を持つことができました。
お客様の使用環境を考え、丹念に処理を施した表面処理が活きているのだと思います。
ワークの静電気にお悩みでしたら、ぜひ一度、お問い合わせください。
※上記内容はお客様からの評価です。なお、静電気が全く発生しないわけではありません。
電子部品用パーツフィーダの製作例
大善では、お客様の様々なご注文の仕様に合わせて製作した実績があります。
下記の5種類はその一例です。
B to Bコネクタ用パーツフィーダ
ボードtoボードコネクタ、いわゆる基板と基板を繋ぐためのコネクタです。近年、狭ピッチ化や低背化が進み、センサや画像を利用した選別がメインとなります。
FPCコネクタ用パーツフィーダ
フレキを繋ぐためのコネクタです。BtoBコネクタと同様に、狭ピッチ化や低背化が進んでいます。コネクタのサイズによりますが、アタッチメント選別で対応できることも多いです。